前記事ではあっさりした感想しか書けなかったので、再び記事にさせてください。
(ネタバレをしない記事って難しいです...)
やっぱり書き足りないので改めて書きます。
個人の感想であり、見たくない方はスルーをお願いします。
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38巻も見所たくさんありました。
前巻ではヨナがスウォンの前で感極まった場面で終わり、その続きから始まります。
仲間には気丈に振る舞うヨナですが、ハクのことになるとスウォンに感情をぶつけられるのは、ヨナ自身もスウォンに気を許している所はあると思います。
そんなヨナ(とハク)に対してスウォンも心境の変化、、というか蓋をした想いが溢れているのが見所の一つだと思います。
「捨てられない」と気づいたスウォンにやっと気づいたか( ; ; )という感じです。
また以前、スウォンが「ヨナを王に考えていない」と言っていたのは、ヨナへの無関心ではなくて、「背負ってほしくない」という気持ちからだったのが伝わります。
ヨナを遠ざけるようで守っていたんですね、、、
初期の頃からそうです。
城から逃れたヨナを追わない。
阿波でヨナと対面した時もジュド将軍たちから匿う。
などなど。
そもそもヨナの誕生日に起きた悲劇ですが、元々ヨナへの対応はどうするつもりだったのでしょうか。
イル陛下とスウォンのやり取りを見たから追われる身になったわけで、最初からスウォン自身はヨナを狙ってはいなかったような。。
スウォンって勘はいいけど、自分のことになると鈍感になっちゃうんですかね。というか、自分のことは二の次で見ようともしてませんが。。
話は戻って、ヨナが泣いたことに気づいたジェハの一言、、
本人ではなく、スウォンに言う所がまたグッときます。
「嫉妬」の意味を改めて調べ直した次第です(笑)
・・・
ハクが剣を指で受け止めるシーン、
キジャが矢からジェハを庇うシーン、
ジェハが投石機を破壊するシーン、
シンアが仲間を守るために青龍の力を使うシーン、
フラつくスウォンをヨナが支えるシーン、、
どれもよかったです。
キジャも大大活躍でした。
弓兵が戒に矢を放つことに気づき、矢の雨と共に前線にいる四龍に「逃げろ!!」と言い放ち自分はシンアを抱えて逃げる所はかっこよかったです。
ヨナもハクのことは気になっているであろうけど、戦に集中していたり、周りを冷静に見ていたりと成長したな、、と。
スウォンの回想で可愛いだけのヨナとは違うのがまた。
シリアスな中でもコメディがあったりと草凪先生はすごいです。
39巻も楽しみです♪